ここ最近は、ブリーチ毛に縮毛矯正をかける機会が多くなっています。
日によっては、2名、3名の日もあります。全ての方の記事を書く事が困難な為、ごく一部になりますがそれだけ需要が多いと感じます。
そして、全ての方が他店で断られた経験があり、こうやってお客様の役に立てる事を嬉しく思います。
ブログを書いている理由もお客様にやった施術内容を確認していただくのと共に、データーを蓄積することにより、より良い技術を提供出来るようにとやっています。
また、お悩みの方にこのブログが届いて、幸せになれるようにこれからも。続けていこうと思います。
本日も、ブリーチをしていてクセにお悩みの方に向けて書いています。
気になる方は、最後までお付き合いください。
ブリーチ縮毛矯正の難しい所
ブリーチ毛に縮毛矯正をかける時の難しい所は、ズバリ薬の設定です。
傷んで、髪に薬の抵抗力(髪体力)が無くなっている所に、縮毛矯正という強い薬をつけると、髪自体が耐えられず、ビビり毛、断毛の危険が出てきてしまいます。
少し前までは、ノンアルカリ(アルカリ剤の入っていない)のシステアミン(化粧品登録の薬)を使っていましたが、クセが残るケースが多く、なかなか思い通りにいきませんでした。
最近は、色々と工夫してアルカリ剤配合の薬で今までよりも綺麗にクセを伸ばす事が可能になりました。
今回のケースも綺麗にいきましたので、ご覧下さい。
ブリーチ縮毛矯正をかける前の状態
ブリーチ毛に縮毛矯正をかける前の状態です。
クセは、そんなに強くありません。ふわっとしてしまう感じです。根元は、少しありましたが、毛自体は、細く柔らかめです。
一年前にハイライトをブリーチでやっている状態です。
中間から毛先にブリーチが残っていました。
本日は、いつもの薬より1段階パワーを下げて施術します。
毛が細いのと、クセがそんなに強くない為です。
根元から中間まで、パワー7の薬を塗布していきます。通常の薬では、髪がビリビリになってしまう為、トリートメント剤を配合しています。
時間を15分置きます。
15分経ったら、流して、泡だてをしてトリートメントをつけます。
ブリーチ縮毛矯正の中間処理
ジカルボン酸と特殊なトリートメントをつけて、髪体力をつけておきます。
乾かしてもう一度特殊なトリートメントをつけてアイロンワークに移ります。
ツインブラシで髪の表面を整えながらしっかりとアイロンワークをしていきます。
アイロンワークの大事な事は
- 熱をしっかりと与えること
- 髪の表面を整えること
- クセをしっかりと伸ばすこと
です。
ここを怠ると失敗します。最近では、アシストしてくれるの子達もしっかりと出来るようになりました。
安心して任せることが出来ます!!
二液をつけて固めていきます。
ブリーチ縮毛矯正後の髪質改善トリートメントに移る前の状態
手で乾かしただけです。ここまでしっかりとクセを伸ばしてあります。
ここから髪質改善トリートメントをしていきます。
何故髪質改善トリートメント(酸熱トリートメント)をやるのか!?
髪質改善トリートメント(酸熱トリートメント)をやる理由として、髪質の強化が挙げられます。
グリオキシル酸の効果により、
- 内部の結合を強化
- ハリ、コシを出す
- 髪を弱酸性領域に戻す
などの効果があります。
髪質改善トリートメント(酸熱トリートメント)は、ブリーチの髪に縮毛矯正というダメージが進みやすい施術に、最適なトリートメントです。
ブリーチ縮毛矯正の仕上がり
動画だとこんな感じです↓↓↓
ブリーチ縮毛矯正の仕上がり。最後に酸熱トリートメントもしています☆#大宮ブリーチ縮毛矯正#大宮縮毛矯正#さいたま市縮毛矯正#北浦和縮毛矯正 pic.twitter.com/bywzmZkSNI
— 【縮毛矯正職人】佐々木真吾 Ash 大宮店 (@hidarinomegane) August 9, 2019
まとめ
ブリーチ縮毛矯正は、とても繊細な技術で、かなり難易度の高い技術です。
ブリーチをしていて縮毛矯正をやりたい方は、しっかりとカウンセリングした上でやられることをオススメします。
私も、無理な場合は断ります。
だけど、なるべく綺麗になってもらいたいので、出来るだけお力になれるように努力します!!
気になったらカウンセリングだけでも起こしください。
(カウンセリングだけのお望みの場合は、電話、もしくはLINEなどをご活用ください。)
最後にご来店いただきありがとうございました!!
また、お待ちしています☆
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