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強いくせでハイライトが入っている髪に縮毛矯正をかけた実例を解説!!

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強いくせのハイライト縮毛矯正の最初から終わりまでの手順ブリーチ縮毛矯正
この記事は約4分で読めます。

最近はブリーチによるハイライトデザインされている人も多いと思います。

ただ、みんながストレートでは無く、くせ毛の人もいます。

くせ毛の人がハイライトを入れてしまうと縮毛矯正が出来ないと美容師さんに断られてしまうので、後々後悔することが多いと思います。

本記事はハイライト入れた髪でなおかつ強いくせがあるお客様に縮毛矯正をかけた実例を紹介していきます。

ブリーチやハイライトを入れてしまって縮毛矯正をかけられないなど、困っている方は読んでみてください。

まずは、本日のお客様の髪を見ていきます。

お客様の髪の状態

まず、ブリーチでハイライトが入っていて、かつカラーもされています。ハイライトブリーチは、一回だけですが、カラーは3ヶ月に一回のペースです。

縮毛矯正は2ヶ月に一度されている強いくせの状態です。

ハイライトが入っている縮毛矯正をかける前の髪

ハイライトの入っている髪の毛先の写真

毛先のダメージもかなりあるので普通に縮毛矯正をかけるとチリチリになってしまうでしょう。

難しい点をまとめてみました。

今回のお客様の難しい所

ブリーチハイライトに縮毛矯正をかける
  • ハイライトのブリーチが入っている
  • くせが強い
  • 毛先の処理をどうするか!?
ハイダメージで強いくせ毛なので、薬の選択は重要。
佐々木真吾

この辺の問題をクリア出来るように薬や施術の選択をしていきます。

根元のくせ毛には強めの薬を使うが、プラスαの処理でダメージを抑える

根元の強いくせは、強めの薬を使っていきます。理由は、くせが強い為弱い薬だとくせが伸びないです。

ただ、根元付近の毛にもハイライトブリーチが入っている為、普通の強い薬は使えません。

如何にアルカリをキャンセルしながら、くせにアタックするかが重要になっていきます。

ここはプラスαの施術で埋めていきます。

毛先のダメージ毛に対しての対処方法

今回はお客様と相談して、完全保護の形式をとりました。ダメージを出さないように酸性のトリートメント剤を毛先に塗布しながら毛先に縮毛矯正剤がつかないようにしています。

プラスαで毛先にも特別な処理をしていきます。

この場合は三つのやり方があります。

  1. 毛先には、弱い縮毛矯正剤で髪自体にビビり補修をしながらの施術方法。
  2. 毛先は髪質改善(酸熱)トリートメントで綺麗にする
  3. トリートメント剤で完全保護をかける

です。

1番目のやり方は、毛先がトロンをしているので、弱い薬でも危ない感じがしました。なので却下でした。

2番目のやり方は、予算がオーバーしているので、却下です。

3番目のやり方では、毛先の毛羽立ちや収まりは弱いですが一番安全な方法になります。今回はこれを選択しました。

強いくせ毛のハイライトが入っている髪に縮毛矯正をかけた実例

まずはブロッキングをとって薬がスムーズに塗れる準備をしてから、施術していきます。

縮毛矯正の薬を塗る前のブロッキングの状態

ワンパネルずつ根元から毛先まで薬を塗り分けていきます。塗布時間は約20分で18分放置します。あとの工程はブリーチ縮毛矯正の手順と一緒です。今回は毛先には、髪質改善(酸熱)トリートメントはしないので(毛先は縮毛矯正剤をつけないため)時間は3時間とちょっとです。

縮毛矯正の仕上がり

縮毛矯正の仕上がり

カットもしていないので、毛先の毛羽立ちは少し目立ちます。還元剤や髪質改善(酸熱)トリートメントを加えるともう少し毛先の質感は良くなります。

縮毛矯正の仕上がり

バックサイドから見た状態です。

縮毛矯正が終わった状態

このぐらいには仕上がりました。中間処理で特殊なトリートメントをつけているので、ツヤは出ています。手触りも向上しているので、喜んでいただきました。

強いくせでハイライトが入っている髪に縮毛矯正をかけた実例のまとめ

今回のパターンの場合はくせ毛を完璧に伸ばすことや、毛先をツルツルにするやり方ではありませんが、安全に収めるパターンで施術しました。

ハイダメージでもやり方次第ではかけられて、ダメージも起きないようにも出来るので、困っている人はご相談くださいね。

最後にご来店いただきありがとうございました。またお待ちしています☆

強いくせのハイライト縮毛矯正の最初から終わりまでの手順

 

 

 

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